2017年9月の料理教室レポート

青麹仕込みの柚子胡椒

9月の料理教室は旬の柚子と青唐辛子🌶それと麹を使いオリジナル「麹仕込みの柚子胡椒」でした。

柚子の皮には柚子湯で知られている様に温熱効果があり、中でもヘスペリジンという成分が血流を促し、体の抹消血管まで運び温めます。
青い唐辛子🌶のカプサイシンとの相乗効果で、更に体を温める効果バツグン!
しかも飲む点滴と言われる麹は、ビタミン、ミネラルたっぷり❗️
腸内環境を整えて、柚子や唐辛子と相まって、全身に駆け巡るアンチエイジングと美肌効果が期待できます。

つまり青唐辛子のヘスペリジンは毛細血管を拡張し、カプサイシンと共に全身を温める効果があり、柚子胡椒として麹と一緒に使う事で「飲む点滴」と言われる程のビタミン、ミネラル、酵素を血流に促すとより効果的だと思い、このオリジナルレシピを考案しました

更に麹のまろやかさが加わり、程よい甘みと旨味が何とも言えない美味な「柚子胡椒」として好評です

【レッスンメニュー】
1.麹仕込みの柚子胡椒
2.低温で作るローストポーク
3.蕎麦の実の雑炊
4.サラダ


この青い柚子を探すのに近頃は苦労しますが、
八百屋さん曰く、柚子のトゲは長くて固く、貫通する危険なトゲがあり、また高い所に実がなる為に、高齢化や人手不足もあり収穫しない所もある。それに少しでも傷があったりしたら、廃棄しないといけなかったり、箱詰めから出荷と大変な割には収入が少ないからなどの理由があるそうです。

だから近頃は青い柚子は収穫せずに、黄色になるまで待って収穫した方が利益が出るというような色々な諸事情で、青い柚子が店頭に並ばなくなっているとの事でした。

しかも今年は青い唐辛子も天候のせいか…少なくて… 彼方此方で集めて「柚子胡椒」が作れました❣️

先ずは青い唐辛子を皮のみにする為に、ヘタと種を取ります。

以前手袋をせずに素手で行った私は、翌日コンタクトを入れる際に、目の中から火がつくような痛い思いをした事があります💦

指紋などに唐辛子の油性成分がくっつき、およそ3日位は酷い思いをしました😂
必ず手袋をお忘れなく❗️

柚子の皮は、なるべく青い皮のみを上手に剥いて行きます。

柚子1個からは、ほんの僅かな量しか取れないので、大量の柚子を皆で剥いて行きます。

この皮を粉砕

柚子のとても良い香りが部屋全体に拡がります。

柚子の皮の成分はリモネン。
アロマ精油にも使われますが、リラックス効果で部屋の中は和らいで笑顔でいっぱい

混ぜ込んで熟成させていきます

その間に時短で簡単!
でも栄養価が高くて美味な「低温調理のポーク」を作ります。

お肉のタンパク質は高温で硬くなるのでジワジワと温め、豚肉の栄養素ビタミンB1.B2.B6を最大限に活かす方法で、酵素や旨味成分を残すので柔らかく美味しい、しかも手間いらずのポーク調理をします。

それは、本当に簡単❗️

  • 調味液に漬け炊飯器で保温する方法
  • お肉の塊は、温度と時間をどうするか?
  • 豚臭さをどうやって処理するか?

その辺をお伝えしながら、考慮して調理して行きます。


するとピンク色で柔らかい美味しいポークの出来上がり!

2種類のバルサミコソースとハーブソース🌿で頂きます

また血糖値を押さえ食物繊維たっぷり、ダイエットにも役立つ「蕎麦の実」を使いプロバンス風雑炊とサラダを作ります🥗

蕎麦の実のタンパク質にも注目です。
蕎麦の実50gを炊けばご飯茶2杯分もあるので、ほんの少しの量で済み、腹持ちも良く栄養もあり、ダイエットに最適です


調理後はみんなで和気あいあいといただきました♫

さて、来月10月の【美腸・腸育料理教室】は
春に作った手作りの「豆板醤」と「味噌」が熟成して出来上がります
それを使い「麻婆豆腐」を作ろうと思っています❣️

ご予約はお早めに〜♪

10月19日(木)と21日(土)
毎月第3木曜と土曜に開催

10月の美腸食育料理教室の予約

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