Y’s コラム

冬の腸活ポイントはやっぱり「食」!

冬場は、体が冷えて腸の動きが悪くなり、便秘になりやすくなることをご存知ですか?
寒いと、おなかの筋肉が縮こまり、腸のぜん動運動が低下しがちになり、血のめぐりも悪くなりますので、善玉菌よりも悪玉菌が優勢になり、便秘などになりやすくなるようです。
あと、どうしても運動不足になりがちで、おまけに水分をあまりとらなくなることも、腸の動きを悪くする要因だと言われています。
腸の動きの悪さは肌荒れにもつながりますから、美容の観点からも注意を促したいものです。

体温を上げて免疫力を保ちましょう

また、寒さで体温が下がると免疫力が落ち、インフルエンザや風邪などを引き寄せてしまいます。
免疫細胞(白血球)は血液の中に存在しますが、血液にのって白血球が身体を巡ることで体内を巡回し、ウィルスや細菌などの外敵(異物)からからだを守っています。それが、体温が下がると、血管が収縮して血行が悪くなり、外敵を攻撃する白血球が集結しづらくなります。やがて、ウィルスや細菌の攻撃を防ぐことができず、結果として病気を引き起こしてしまうのです。

免疫力が正常に保たれる体温は36.5℃程度(脇下で36.2~36.3℃、舌下で36.5~36.7℃)といわれています。免疫力は、体温が1℃下がると30%低下し、逆に1℃上がると一時的には最大5~6倍アップするといわれています。

体温を上げるには?

やはり、体温を上げるには適度な運動、適度な入浴などが手っ取り早く効果的です。
あとは、やはり栄養摂取による身体の抵抗力アップが何よりも有効とされています。
とくに、腸は体全体の健康にかかわっています。食べ物を消化・吸収したり、病原菌などを排除したりと、腸は異物に対して敏感に働いています。実は、全身の約7割の免疫細胞が腸に集まり、ウィルスや細菌などの外敵によるトラブルと闘っています。
つまり、免疫力を高める鍵を握るのが腸であり、ポイントは腸内細菌が喜ぶ食のあり方なのです。

まとめ

冬場の腸活と健康維持のために食の観点から大切なことをまとめてみますと・・・

朝食をきちんと摂る

一日のスタートにおいて、代謝が活発になります。

食の中心として、発酵食品とタンパク質そして水分を意識して摂る

体をしっかり作るもとです

腸内環境に作用する、ごぼう、キノコ類、海藻類などの水溶性食物繊維を摂る

冬に旬を迎える根菜類や野菜には、血行を良くするビタミンEや血管の機能を良くするビタミンCが含まれているため、体を温めてくれる効果もあるようです。
たとえば、小松菜などは免疫力に関わるビタミンA,C,Eが豊富で、とってもヘルシーな野菜です。

🌸お知らせ🌸

毎月2回開催の美腸・食育料理教室では、腸活サポートのための発酵食を中心とした料理を、詳しい解説とともに、皆さんと一緒に学びながら楽しく作っています。
できるだけ旬の野菜をたくさん使って美味しく楽しく満腹に♪
和気あいあいとした少人数の教室にぜひご参加されてみませんか?

そして腸活にはもちろん、フローリズムをお忘れなく!!
どうか、アクティブで健康的なウィンターライフをお過ごしください(#^.^#)
フローリズム

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